和のあかり展へ。
ニッポンの灯りが、照らし出します。
時に荘厳に、時に儚げに、時に凛と、そして時には艶っぽく。
展示も素敵でしたが、この展示会が、目黒雅叙園の百段階段で行われている事が素晴らしい。
プロダクトというのは、其れが設置されている場所や環境を含めてのプロダクトですからね。
目黒雅叙園の百段階段は、東京都の有形文化財にも指定されている歴史ある建造物で、全面的に写真撮影を解放したのが初めてらしく、カメラを持った来訪者がいっぱいでした。
個人的には、洗練されたアート作品を単体で撮ってしまうと、いかにも撮らされている感がありますね。。。 作品の前でピースサインでもすれば良かったのかな笑
部屋の装飾が素敵で、灯りの和テイストに良くマッチしていました。
照らし出す範囲や光の色を決定するshadeこそが灯りの本質。
月は、地球というshadeが在るからこそ、そのカタチを変えます。
純和風の灯りは、全てを照らし出すよりも、辺りを仄暗く映し出す方が似合っています。
灯りも写真もそうですが、暗部があるからこそ明るい所が映えるのですね。
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