台湾(桃園空港)の携帯SIM事情(2015年9月)

今回は、携帯電話などのSIMカードの事情について記載しておきます。
最近は日本でもSIMフリーの携帯端末って言うのがメジャーになってきたこともあって、現地SIMを使う人が多くなってきた気がしますが、少し前まではホントに情報が少なくて調査に苦労しました(´・ω・`)。

さて、旅行先に行ったときに、現地で情報を得るためにどうしますか?
現地で地図や時刻表などをもらう、現地の人に聞く、、、イロイロありますが、国内旅行であれば、多くの人はこれらのface to faceの情報に、スマホなどで調べた情報を加味して行動してると思います。
グルメなら食べログ、地図ならgoogle mapsなど、ネット上の情報にアクセスできると、利便性がものすごく高まるのは間違いないと思います。

そこで、現地でネットにつなぐためにどうするか、って事なんですが、一番多くの人が実践しているのが、現地のWifiを拾うことだと思います。
空港やホテルなどは旅行者向けにWifiを提供していることが多く、そこで様々な情報をチェックすることができます。

ただ、Wifiは提供される範囲が限られるので、その場所を離れると、またアクセスポイントを見つけるまでネットに接続することができません。
そこで、現地で携帯電話のネットワークにつないで情報にアクセスすることを考えるわけです。

では、どうやって携帯電話のネットワークにつなぐか、という事ですが、大きく分けて3つの方法があるのではないかと思います。

1. 日本のキャリア(docomoやau、softbankなど)のサービスを利用する。

日本のキャリアは、それぞれ海外でのネット接続サービスを提供しており、これを利用する。
これは、最も簡単に利用できますし、最近のケータイであれば申し込みしなくても使えてしまうものもあると思います。
例えばdocomoだと、海外パケ・ホーダイなどがそれにあたります。
ただし、最近は安くなってきているものの、まだまだ料金が高額な事が多いです。

 

2. 日本でpocket Wifi的なサービスに申し込んでおき、現地で利用する。

これもとてもハードルが低く、楽な方法です。ネット上で申し込みをしておけば、空港で機器を受け取って、現地で接続することが可能になるサービスです。
しかも最近どんどん安くなってきている気がします。
それでもまだ現地SIMと比べると割高で、これはレンタル業者がマージンを取るわけですから、基本的にはこの差が埋まることはないと思います。
また、フライトによっては、空港で受け取れないなどの制約があるほか、ネットに接続するには、レンタルした機器とケータイをWifiで接続することになるため、実質上プッシュ受信ができない(例えば、LINEなどのメッセージは、pocket wifiを接続したときにまとめて受信される)という制限があります。

 

3. 現地のSIMを利用する。

(原則)現地でSIMを調達する、という方法です。現地でSIMを購入して、お持ちのSIMフリー端末でネットに接続します。
基本的には、日本で携帯電話を利用しているのと同じ感覚で現地の電波を拾うことができるため、導入してしまってからは最も楽に通信できます。 もちろんプッシュ通知にも対応します。
一番利便性が高いので、私は可能な限り現地でSIMを調達するようにしています。

ただし、どこで買えるのか、いつ買えるのか、といった情報を事前に調べないで渡航してしまうと、SIMを求めて彷徨うことになり、現地での貴重な時間が無駄になってしまう可能性があります。
また、万一契約できなかった場合、携帯の電波なしで行動することを余儀なくされるので、事前のリサーチが重要だと思っています。
また、日本で携帯のプランがコロコロ変更されるのと同様、状況が日進月歩で変化していくので、なるべく新しい情報が必要です。

 

と、いう事で。

前置きが長くなりましたが、台湾(桃園空港)でのSIMの購入方法をお伝えします。

今回、桃園空港の第1ターミナルで、中華電信の5日間300NT$(約990円)データ通信無制限プランを契約しました。
私は何もせずに渡航してしまいましたが、今調べたら、ネット上で事前予約することも可能みたいです。

しかもご丁寧に受け取り場所や受け取り方法を含めて、キャリア自ら日本語で解説してくれてました|д゚)

申し込み方法・受け取り場所 https://www.twgate.net/prepaidcard/description_jp.html

プラン一覧 https://www.twgate.net/prepaidcard/product_jp.html

・・・・。
ちょっとこの記事の存在意義が問われてきましたが、ここまで書いてしまったので、目をつぶって続けます|д゚)。

空港のカウンターの営業時間は、桃園空港の場合、8:00から22:00で、今回8時台に到着するフライトで行きましたが、ちゃんと営業していました(^^)/
海外だと、営業時間内だと思っても、平気でやってなかったりするのですが、さすが台湾。 しっかり営業中でした。

ちなみにこのデータ量無制限のプラン、おそらく空港限定です。 日本でも同じようなものがありますが、旅行者向けに特別に提供しているプランのようです。
そもそも台湾は、市中でSIMを購入するのが難しいタイプのエリアのようですので、フライトの到着時間がカウンター営業時間内であれば、空港で購入してしまうのがおススメです。

また、今回使用した端末は、初代ipad mini(香港版)で、nano SIMを使用するモデルですが、問題なく契約できました。
ipad miniなので、通話の機能については全く使用しておらず、分かりません。 おそらく普通に通話できるとは思いますが。

台湾には、今回契約した中華電信の他にもいくつかの携帯キャリアがあり、以前渡航した際には違うキャリアと契約したのですが、どちらも問題なく接続できました。
電波の良さなどは、常に変わるものなので、比較できませんが、中華電信の電波は今回日月潭や阿里山など、比較的田舎の方に行っても快適に使えるレベルで活躍してくれました。

ぜひ、台湾を旅行する際には、SIMを手に入れて、快適な台湾旅行をお楽しみください(^^)/

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